都会行路

やってみた

総武線 東船橋駅

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船橋津田沼の間にある地味な駅がある。

東船橋駅。1981年開業と総武線の駅の中で歴史が最も浅い駅の一つである。

 

両隣が乗換駅で町の中心部というのもあるのか、この駅の周辺は特に目立つものもなく、数軒のコンビニや飲食店があるだけで静かな場所である。

 

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南口駅舎

この駅の駅舎は1981年の開業時のもの。エレベーターは後からつけたが、駅舎のデザインを壊さないようにうまく溶け込んでいる。

この駅舎を見たときに、「モダン」「洗練されている」「おしゃれ」あたりの言葉が思い浮かぶ。

 

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北口駅舎

北口の駅舎も見た目は南口と同じ。

デザインが統一されていて、いかにもスタンダードな橋上駅舎という印象を受ける。

 

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北口駅舎

昭和時代の雰囲気が強いのは確かなのだろうが、ところにガラス張りの部分があり、太陽光が差し込むようになっている。平成時代だとガラス張り部分が非常に多くなりがち。

 

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第1種駅名標

 

駅舎に設置されている駅名標

文字だけがそのまま建物に貼りついている感じが良い。

「JR」のロゴなどがなく、令和までこのデザインが残ったのが良い。

 

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改札

改札口。案内サインの類は仕方ない部分があるが、そんなに空間を邪魔していない。

屋根が高く自然光も入るので開放的な空間である。

 

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きっぷうりば

きっぷうりば。

こういう番号が振られてて、上に巨大な運賃表があって、機械が並んでいる風景。

フォーマットは昭和時代のまま。

中央線だともう見られないものが総武線にはたくさん残っていて面白い。

 

 

いつも快速で通過してばかりの駅で、特に使う理由も無い駅だけど

駅舎の雰囲気が非常に良かった。

 

総武線複々線区間の駅の中では最も良い駅舎だと思う。