叡山電車の駅紹介
こんにちは。
全駅制覇済みの路線から、ざざっとまとめて紹介してしまおうシリーズ第2弾。
出町柳駅から八瀬比叡山口、鞍馬へと至る路線。観光地があるために京都旅行で乗る機会は訪れますね。
この路線、路面電車のような鉄道であり、駅舎のある駅というのが少なめ。
有人駅は出町柳と鞍馬、多客対応時のみ八瀬比叡山口と京都精華大前、貴船口に駅員が来るのみです。
ようするにこの4駅を除くと、駅舎は無し。あとは後述する二ノ瀬駅を駅舎と呼ぶかどうかです。
鞍馬線*1区間は赤色。出町柳駅の鞍馬線のりばも赤色の駅名標があります。
昔はこんなデザインでした。(2013年撮影)
ホームはだいたい2面2線の相対式ホーム。
例外は出町柳(3面3線)、宝ヶ池(3面4線)、八瀬比叡山口(3面2線)、市原、貴船口(どちらも1面1千)、鞍馬(1面2線)の6駅
ほとんどの駅は駅舎と呼べるものはなく、直接出入口に入るような構造です。
ICカード改札機は全駅整備、ところにより自動券売機があります。
中間駅から独自色を持つ駅をピックアップ。
宝ヶ池駅は叡山本線と鞍馬線の分岐駅でホームは3面4線の配置。しかし駅舎はありません。
出町柳方面のりばが2つあるため、次発案内があるのは特徴の一つでしょう。
京都精華大前駅は京都精華大学の最寄り駅であり、大学構内に合わせて洒落たデザイン。
第1種駅名標はこの駅のみのデザイン。改札隣には係員の詰め所があります。
単線区間にある交換可能駅である二ノ瀬駅。山の中にあり、出口は階段をただ降り続けるので大変です。
二ノ瀬駅には待合室があり、中にはICカード改札機と乗車駅証明書発券機が設置されています。これを駅舎と呼ぶかどうかは判断が分かれそうです。
二ノ瀬駅は雰囲気が独特すぎるため個別記事にしても良いかなと思っています。
貴船口駅は2020年3月に駅舎ができたのですが、新駅舎は未訪問の上に豪雨被害で不通と再訪問は今年の夏か秋でしょうかね。
と、ここでざっくりと紹介。
最後は起終点駅3つです。
全て駅舎があり、特徴的な駅です。それぞれ駅舎だけ紹介しましょう。
出町柳駅は京阪電車との乗換駅。駅舎内には店舗が複数営業していますね。
一日乗車券を買う駅でもあり、鞍馬、貴船や比叡山への旅の始まり、いや通過点かな?
1925年開業時の駅舎。比叡山への乗り継ぎルートの通過点で、300m歩けばケーブルカーのりばがあります。
駅名標は駅舎に合わせてレトロ風になっています。
駅前には天狗と元京都市電、梅の木があります。
私にとってのこの駅は名探偵コナンの映画で平次がバイクで構内に突撃する場面のイメージ。
叡山電車は乗り鉄な路線、降り鉄は中間駅が似たり寄ったりですが、それぞれなんだかんだ寄れる場所があるので、気が付いたら全駅制覇もあるかもしれません。(全部で17駅だけですし)
それでは、今日の記事は以上となります。
*1:宝ヶ池~鞍馬