連休前の駅巡り記録
[:はじめに]
こんにちは。連休がはじまりましたね。
今日は日々の疲れをリセットするためにぐうたらしているので
7月に行った駅巡り2回分を紹介したいと思います。
[:7/11 西武多摩川線]
時間を持て余し西武多摩川線の駅巡りへ。
6駅しかなくそのうち3駅は過去に訪問済みだったため今回は3駅のみの訪問。
まず最初に訪問したのは多磨駅。
多磨駅は橋上駅舎化が完了してすごい立派な駅になりました。
小規模な路線でもここまで立派な駅舎が建つのはすごいというか。
地上駅舎時代は相対式ホームの駅でしたが、橋上駅舎化工事の際に棒線化したという駅。発車標は方面で色分けされたという珍しい表示でした。
続いて訪問したのは競艇場前駅。
このへんは競馬場やらそういう施設が多い*1ので混同してしまいますが、
多摩川競艇場の最寄り駅。駅舎の2階から直接競艇場へ向かうことができます。
この駅も棒線化された駅であり、このような表示機が設置されているのです。
西武多摩川線の車両基地がある駅ですね。駅舎は地上駅舎で、スペースの多くは職員専用に使われています。
近くにある京王線の駅へ徒歩で向かいます。
少々道を間違えかけながらも武蔵野台駅に到着。
2010年に京王線が同時多発的に橋上駅舎化された駅の一つです。
この日最後の訪問は多磨霊園駅。多磨霊園そのものは西武多摩川線の多磨駅が最寄です。この駅も2010年に橋上駅舎化された駅の一つです。
この日は多磨霊園に関係のある駅から始まって、関係のある駅で終わりです。
縁起悪いですね。
[:7月17日 埼京線駅巡り]
都内の駅+大宮程度しか訪問できておらず半分くらい残していた埼京線の駅巡りを行いました。この日は未訪問の駅を廻ったので、戸田公園、戸田、北戸田、中浦和、南与野の5駅を訪問。
戸田公園駅は快速停車駅なだけあり、駅舎内にJRの商業施設があります。
戸田市内の3駅は第1種駅名標が国鉄時代のものそのままなのが特徴です。
中浦和駅は構造が妙に癖がありました。奥では地上の大宮駅から武蔵野線への連絡線の一つが交差しています。
南与野駅はいろいろと打って変わりかなりシンプルな見た目。
高架下の空間がかなり広々とした印象ですね。
5駅訪問して埼京線はようやく全駅制覇。もっと早いうちに達成できただろという気がしなくもない路線でした。
その後、川越線に入り、埼京線が乗り入れている区間の駅巡りへ。
日進と川越が訪問・撮影済なので3駅です。
2008年に開業した西大宮駅。開業日に訪問して以来、13年ぶりの訪問でした。
埼玉栄高校の最寄り駅であり、この日は下校する生徒がちらほらいました。
駅舎は横に長いので撮りづらいのが難点。
続いては指扇駅。2014年に橋上駅舎化された駅です。西大宮駅に比べるとコンパクトな見た目ですが中身もコンパクトなものでした。もともとの駅舎のあった南口が狭い空間なのであまり大きくはできなかったようですね。
最後の訪問となったのが南古谷駅。
この駅は今も地上駅舎のままでした。昔の川越線のイメージはこういう駅舎ですね。
川越線の埼京線側では唯一となる地上駅舎ですが、この駅は橋上駅舎化の計画があるので、早いうちに訪問した方が良いかもしれませんね。
この日はせっかく埼玉県に来たのだからと最後は埼玉県内のスタバで埼玉フラペチーノを頂いたのでした。
ということで、振り返り終わり。
明日から動きまーす。
武豊線 半田駅
愛知県の知多半島にある駅を紹介。
武豊線と言うJR線が知多半島の東海岸にあり、30分おきに大府と武豊を行ったり来たりしている。朝夕には東海道線に乗り入れ名古屋まで一本で行けたりする。
その武豊線は数年前にほとんど無人化されてしまい、大府を除くと唯一の有人駅が半田駅となる。
今の半田駅は橋上駅舎化工事のために仮駅舎での営業を行っている。
この日は6月6日。その前日まで旧駅舎が使用されていた。
さすがに使用停止初日で日曜日。まだ入れないだけで建物自体は何も手付かず。
近づける限り近づいてみよう。
特徴的な上屋がある。
半田駅が地上駅舎の歴史に幕を閉じたというだけなら、まだ騒がれ方も違ったのかもしれない。この駅が最後までちょっとしたニュースになったのは、跨線橋が最古のものだったからである。*1
6月5日までに行ってればゆっくり見れたのだろうが
そんな時間は無かったさ。
これなら全体像がわかるかも。
旧駅舎にはホーム跡が確認でき、のりば番号で1番線が欠番であることから
旧駅舎側に1番線があったと推察できる。
駅舎のホーム側が確認できる。
階段と「指差確認」の文字が残っており、跨線橋とは別に関係者用に構内踏切があったのだろう。
改めて旧駅舎を確認。
武豊線では主要駅クラスなので、車寄せとかランプ小屋とかあった。
駅舎が建て替えられるという報道があっていくことは少ない方の私。
たまたま名古屋に行く機会があり立ち寄ることができた。
駅舎は将来、橋上駅舎になるため、名鉄側にも出入口ができて便利になりそうだ。
半田市のよりよい発展を願ってこの記事を終える。
*1:移植した事例になるとそうでもないらしい
東北本線 岩切駅
東北本線の岩切駅。宮城県仙台市にあり、利府支線が分岐する駅である。
今はこのような立派な駅だが
昔はこんなに小さな駅舎だった。
正直狭かった。
改札口も今はこんなに開放的ですが、旧駅舎だと
こんなに狭く感じる。
改札内通路はこんなにも狭く、乗り換えとなると客で渋滞気味になっていた。
これが平成が終わる前の年*1まで使われていたので恐ろしいですね。
ホームは1面2線が2つ。本線用と支線用。
駅舎に繋がる部分はさすがに上屋も変わり、案内サイン類も変わりましたが
新駅舎供用開始後も1か所だけJR初期デザインの駅名標が残存。
これはすごい。
本線側は2015年に仙石東北ラインが開業した際に一度置き換わっているのでこんな感じになっている。
上屋が変わった部分は薄型LEDタイプを採用。
と駅名標博物館のような様相になってまいりました。
この勢いで2013年に撮影した懐かしいものを
さて、締めに入りますか。
岩切駅は利府支線の乗換駅であり、利府からの区間列車があると乗り換え客で混んでいました。
仙台市内の駅ですが、市街地からは外れ、郊外の住宅街があるのみですね。
利府町や多賀城市の市境が近く、仙台市バス含め3市町のバスが駅に乗り入れていたのは面白かったです。
昔と今はだいぶかわったなぁ
*1:2018年改築
東京地下鉄・東京都交通局 九段下駅
皇居の近くにある駅の一つ、九段下駅
この駅はこの10年間で2回も変化が起きた駅である。
その名残として、ところにより案内サイン置き場(?)として壁が残っている。
半蔵門線と新宿線のホームの壁が取り払われたのが2013年のことだった。
しかしホームにある壁と改札内の壁を取り払っただけだったので
どちらから入っても問題は無かったが、単に東京メトロの改札と都営の改札が隣り合ってるだけという変な状態が残っていた。
東西線の改札を出てエスカレーターを下るだけではあったが、新宿線が独立した構内だった時代があったからこその別改札だった。
そして2020年に変化その2が起きる。
3路線分の改札がまとめられ、東西線と半蔵門線・新宿線が改札内で乗り換えられるようになった。
やや古びた構内に現れる新しい空間がそれぞれ1か所。歩いていると明らかに違う。
かつての改札跡は、事務室(きっぷうりば)の跡がきれいに残っている場所があり、わかりやすい。
出入口はシンプルなものばかりなので割愛。
地下鉄の駅は周りの環境変化により何かと変わりやすいと思う。
東京の場合は民営化だの街の整備だの、駅リニューアルだのでこの10年だけでも様々な駅が変化していった。開業時期の問題から案内サイン程度の変化で済む駅もあるが、古くからの駅はみんな変わったと思う。
東京の地下鉄は回るのが大変である。
2018年、2021年撮影
下記おまけ
武蔵野線 市川大野駅
まず駅名標。板です。
ナンバリング対応した時に置き換えられたものだが、光らない駅名標にした際に、壁側だったことを利用して単なる板になった。
そして8両分のホームに2か所しかないので、駅名標を探すのに苦労した。*1
ホームはシンプルに高架ホーム。貨物が使用する中線があるのがいかにも武蔵野線らしい。あまりにもシンプルなので改札へ降りる。
改札階。高架駅のシンプルな構造。
改札隣には売店がある。
きっぷうりば。一番左の機械は指定席券売機である。
みどりの窓口があったが2012年に廃止されており、もう昔の話と言っても良いような。
ここまで何度かシンプルな高架駅と言っているが
駅舎はまだ特徴がある方だと思う。
「市川大野駅」の駅名標がかなり大きく他では見られないスタイルだからである。
開業時(1978年)に設置されたものだろうか。これだけでこの駅に降りたかいがあったなと思った。
反対側。特に変わるわけでは無い。
デイリーヤマザキがあるとなんか得した気分になるなーというくらい。
*1:大げさである
左沢線 寒河江駅
左沢線とは山形駅から発着する非電化路線であるが、山形の通勤通学圏内を走る路線だけにラッシュ時には4両編成が走ったりする。その路線の主要駅がこの駅。
左沢線のいくつかの駅には果物を模した駅名標がある。寒河江はさくらんぼ。
山形県名産品。
のりばは至って普通の駅という感じ。非電化で両数が少なめな路線ゆえにホームは短め。のりば案内は左沢線カラーで無く、コーポレートカラー。
東北地方でもラインカラー案内がされるようになったのは2010年代なのでそれ以前の設置だな。
なんか注意書きがあると思ったら、2番線から出発する上り列車の案内だった。*1
のりばは一通り見たので改札階へ上がってみよう。
改札階は普通の橋上駅舎の中身と言えばいいのだろうか。
Suicaエリアではないので、未だに有人改札が使われている。
改札を出たら、あとは駅の外に出て、駅舎を見るのみ。
駅舎は橋上駅舎、正面部がすごい立派。
駅前には駐車場があり、おのおの家からこの駅まで運転し、左沢線に乗っているのだろうという車が何台もある。
この駅は2002年に現在地に移転し、橋上駅舎化されたとのこと。
もう20年近く経つが、建物に古さはなく、きれいな建物だった。
駅名標などの案内サインが残り続ける限り、それが年代の生き証人にも思える。
左沢線は全駅訪問できていないままなので、どこかで機会を作って回らないとな。
2018年10月撮影
*1:時刻は訪問当時のもの
名鉄 神宮前駅
名鉄の神宮前駅。名古屋市熱田区にある駅で、名古屋本線と常滑線の分岐駅。
駅名は熱田神宮に由来する。
人の数についてはコロナ禍関係なく普段から夕方はこんな感じだと思う。
きっぷうりば、特急停車駅だけあり有人の窓口がある。
写真は改札の東側のきっぷうりばであり、西側にもきっぷうりばがある。
(窓口は東側のみ)
西口駅舎。駅ビルがある。
駅舎はターミナル駅らしいといえばらしいといえる。
駅前には市バスターミナルもある。ただし、バス停の名前は「神宮東門」
駅前には熱田神宮があり、初詣などの時期には混む。
駅前。左に見える森が熱田神宮の境内。
駅の目の前には神宮前商店街がある。
しかしこの商店街、最も駅に近い「きよめ餅」の店を除くと半数はシャッター、半数は細々とやっているという状況で雰囲気がとても暗い。
この商店街を抜けるとJR熱田駅になるのだが、あちらは閑散としている。
さて、神宮前駅自体は多客期ではない時期でも閑散としているわけでも無い。
それは熱田神宮のおかげでもあるかもしれない。
2020年11月撮影